多肉植物が冬に枯れる!枯らさないための管理法は?

多肉植物パラグアイエンセの苗 多肉植物

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メキシコが原産の多肉植物にとって、日本の寒い冬は厳しい環境です。

冬でも比較的暖かい地方にお住まいの方は特に対策などしなくても大丈夫ですが、最低気温が氷点下まで下がったり、降雪地域の方は冬に枯らさないように対策が必要です!

近年、耳にする機会が増えた「大寒波」が来るときは特に気を付けないと、大切な多肉植物が枯れてしまう・・・ということもあります。

夏を無事に乗り切り、秋に美しく紅葉した大事な多肉植物が冬に枯れてしまわないように、必要な対策を詳しくご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください!


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多肉植物が冬に枯れる原因

ビニールポットに植えられた多肉植物達

多肉植物が冬に枯れる大きな原因として、主に凍結水のやりすぎの2つの原因が考えられます。


凍結

葉や茎に多量の水分を含む多肉植物は、気温が氷点下近くまで下がると、蓄えている水分が凍ってしまうことがあります。

葉や茎が凍ると、その部分の細胞が破壊されてしまいます。

凍結後に暖かい場所に置いておくと、解凍されて何事もなかったかのように元通りになることもありますが、たいていの場合はそのまま枯れてしまうことが多いです。

凍結の症状は、葉の色が透けて見えたり、黄色っぽく変色します。


水のやりすぎ

多肉植物は品種の生育型にもよりますが、人気が高く育てている人が多いエケベリア属などは春秋型といわれ、冬はほとんど成長しません

成長しない時期に成長期と同じように水やりをしても、根が水を吸ってくれないので土が乾くスピードがかなり遅くなります。

土がいつまでも乾かないとカビの発生の原因にもなり、根腐れをおこして枯れてしまいます。


多肉植物の冬の管理方法

日当たりの良い窓際に置いている多肉植物

多肉植物の冬の管理方法は、雪が降る地域と、そうでない地域とで異なります。

お引っ越しなどで住む地域が変わる方は、要チェックです!


雪が降らない地域

雪が降らない地域にお住まいの方は、最低気温が0度を下回らなければそのまま屋外で管理が可能です。

寒波が来て、-5度まで下がる!!という日があれば、

などの対策は必要です。

霜が降りるとよくないので、霜対策も必要になります。


降雪地域

雪が積もる地域にお住まいの方は、冬は基本的に室内管理になります。

雪の下で越冬できる多肉植物も一部の種類ありますが、エケベリア属は越冬できません。

雪国・寒冷地での冬越し方法をこちらの記事でかなり詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

>>多肉植物「雪国・寒冷地での冬越し方法~詳しい室内管理方法~」


多肉植物を冬に枯らさないために

モリモリと群生した多肉植物

多肉植物を冬に枯らさないための対策をご紹介します!


寒さに弱い品種は室内へ

多肉植物の品種の中には、寒さに弱い品種もあります。

エケベリア属では薄葉の品種がそれにあたります。

エケベリア属ではないですが、ベビーサンローズやアロマティカス、グリーンネックレスといった品種も寒さに弱いので、寒くなってきたら室内へ入れてあげましょう。


水やりは控える

成長した大人の苗は1~2ヶ月程度水やりしなくても枯れないので、思い切って断水しても問題ないです。

断水すると葉や茎に蓄えた水分も少なくなるので、凍結の心配も少なくなります。

※まだ小さい葉挿し苗は水分が必要なので、1~2ヶ月の長期の断水はしない方が良いです。


霜に気を付ける

夜間や朝方に気温が氷点下近くまで下がる場合は、寒冷紗不織布などで苗を覆うようにしましょう。

霜が降りると苗が凍ってしまうので、霜対策は必須です!


しっかりと日光浴させる

冬は他の季節よりも日照時間が短いため、日に当たる時間が短くなって苗が弱くなりやすいです。

少ない日照時間の中でもしっかりと日に当ててあげましょう。


まとめ

多肉植物が冬に枯れる原因のほとんどが、凍結水のやりすぎです。

これらをしっかりと対策すれば冬越しも怖くないので、少しでも参考にしていただけると嬉しいです!

皆さんの多肉が無事に冬越しできますように!


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