多肉植物をお庭で育てていたら、
「気付いたらいつの間にか大きくなりすぎてた・・・」
「こんなに大きく育てるつもりじゃなかったのに・・・」
「もう少し小さくならないかな・・・」
なんてことがありますよね。
大きく元気に育ってくれるのは嬉しいけれど、大きくしたくない苗もありますよね!
そこで今回は、大きくなりすぎた多肉植物の育て方や仕立て直し方法、などを詳しくご紹介していきます!
多肉植物が大きくなりすぎた!!どうしよう!!とお悩みの方はぜひ最後までご覧ください!
多肉植物が大きくなりすぎる原因
肥料分が多い
大きく成長する品種以外に、多肉植物が大きくなりすぎる原因としてまず考えられるのが、肥料分が多いことです。
化成肥料を多く入れたり、液肥を頻繁に与えると大きく成長します。
水持ちが良い土に植えている
水持ちが良い土とは、培養土やピートモスなどの乾くまでに時間がかかる土のことです。
多肉植物を植えている土に培養土やピートモスを使用し、その割合が多いと大きく育ちやすいです。
多肉植物が大きくなりすぎたときにやること
仕立て直す
大きくなりすぎて、好みの大きさではない場合は仕立て直しましょう。
小さくする
好みの大きさに小さく仕立て直すことができます。
その場合は胴切りをします。
胴切りとは、苗の残したい中心部分をハサミやテグスなどでカットすることです。
失敗してしまうこともあるので、好みのサイズピッタリでカットせず、少し大きめにカットするのがコツです。
大きめにカットした後、好みのサイズまで葉を取って形を整えるようにするとうまくできます。
増やす
大きくなりすぎたら、増やすチャンスです!
胴切りで小さくした後、残った根元部分は葉を数枚残して、あとは葉挿しとして取っておきましょう。
根元の部分は肥料を足して、直射日光が当たらない日陰で管理します。
数週間経てば子株がたくさん出てきます。
葉挿しはそのまま置いておいてもいいし、土に植えてもいいです。
どちらでも、根元部分と同じく日陰で管理しましょう。
こちらの記事で、葉挿しの成功率を上げる管理方法を詳しくご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください!
そのまま育てる
それ以上大きくしない場合
仕立て直さずにそのままの大きさで育てたい場合は、植え替えで鉢の大きさはそのままで土をかえてみましょう。
水持ちが良い土ではなく、排水性が高い土を多めに使用するといいです。
多肉植物によく使われる排水性が高い土には次の3つがあります。
- 鹿沼土
- 赤玉土
- 軽石
培養土は少なめに、これらの土を多めに使用すると排水性が高く、多肉植物も元気に大きさもそのままで育てることができます。
肥料は入れてもいいですが、少なめにしましょう。
更に大きく育てる場合
更に大きく育てたい場合は鉢増しが有効です。
一回り・二回り大きめの鉢に植え替えましょう。
そして土は、水持ちが良く肥料分の入った培養土の割合を多くするといいです。
注意点として、5号サイズ以上の大きい鉢に植える時は、鉢の中の通気性を良くするために鉢底石を多めに入れてください。
鉢の3分の1~半分が目安です。
通気性が悪いと土がなかなか乾かずに多肉植物が元気に育たないので、大きな鉢に植える場合はご注意ください。
多肉植物を大きくしたくない場合
多肉植物を大きく育てたくないときは、土の配合が重要です!
水持ちが良く、肥料分が多いと大きく育つので、その反対の性質の排水性が高く、肥料分が少なめの土を多めに使用しましょう。
植え替えをする際にも、鉢増しはせずに同じサイズの鉢に植え替えると、あまり大きさが変わらずに育てることができます。
まとめ
多肉植物が大きくなりすぎて、好みの大きさじゃなくなってしまっても簡単に小さく仕立て直すことができます。
仕立て直すとたくさん増えるので、置き場所には少々困ることになるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
もちろん、仕立て直さずにそのまま育ててもいいですし、もっともっと大きく育ててみるのも楽しみですね♪
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