多肉植物のカット苗が枯れる原因は?根が出ない時の対処法をご紹介!

少し発根した多肉植物の韓国苗のカット苗。 多肉植物

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多肉植物のカット苗がなかなか発根しない!

そのまま枯れてしまった・・・

という経験をされた方もいると思います。

購入した可愛い韓国苗、大切に育てていた苗を胴切りして仕立て直し、など多肉植物のカット苗はたくさんあります!

今回は、そんな大切な多肉植物のカット苗を枯らさずに育てるための方法を詳しくご紹介します!

多肉植物のカット苗が枯れてしまいそうな方、カット苗の管理方法が詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!


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多肉植物のカット苗が枯れる原因

多肉植物の韓国苗のカット苗
まだ発根していない韓国苗「クイーンローズ」のカット苗

枯れる原因①発根しない

多肉植物のカット苗がかれてしまう原因で最も多いのは、根っこが出てこないことです。

多肉植物は非常に高い生命力を持っていますが、植物なので根っこがないと水分や養分をとることができません

多肉植物は何ヶ月も水をやらなくても枯れることはないのですが、蓄えている水分量が少ない小さい苗は枯れやすいです。

ほとんどのカット苗は2週間~2ヶ月以内には発根しますが、中には半年以上発根しない苗もあります。


枯れる原因②管理方法・管理場所が合っていない

カット苗は、根がある苗とは管理方法が異なります

根がある苗と同じような場所に置き、水やりもして管理してしまうと、傷んで枯れてしまうこともあるので注意が必要です。


カット苗を発根させる方法

多肉植物の韓国苗のカット苗
少し発根した韓国苗「レッドベルベット」のカット苗

私が実際にやってみて、発根した方法をいくつか詳しくご紹介します!


そのまま土の上に置く

シンプルに、そのまま土の上に置いておくだけで、ほとんどの苗は発根します。

季節にもよりますが、冬以外だと2週間~1ヶ月以内には発根していました。

冬は気温が低いため、多肉植物の生長が遅くなり発根にも少し時間がかかります。


下の葉を何枚か取る・茎を傷つける

しばらく待ってもなかなか発根しなかったら、下の葉を何枚か取ると、葉が付いていた部位から根が出てくることがあります。

葉を取ることで茎に傷がつきます。この傷から根が出てくるので、茎が長めの苗なら葉を取らなくても、茎を少し傷つけるとそこから発根することもあります。

土の上に置く前に何枚か葉を取っておくと、ほぼ全ての苗は発根してくれます。


少し土を濡らす

土の表面を軽くサッと濡らしておくと早く発根しやすいです。

この時のポイントは、根が出てくる苗のおしりの部分が濡れている土に触れていることです!

この部分が湿気を感じると水分が欲しいのか、発根が促されるみたいですね。

水が多いと、土が乾かずにカビが発生してしまうこともあるので、土の表面が濡れるぐらいのほんの少量で十分です。


根が出てくるところを暗くする

土の上に置かない派の方は、根が出てくる苗のおしりの部分を暗くしておくと早く発根してきます。

私のおすすめは、トイレットペーパーの芯を3分の1程度に切ってその上に多肉植物を置いておくというやり方です。

この方法だと苗の形も歪んだりせず、発根しているかの確認も簡単にできるうえに、しっかり暗くもなるのでよくやっていました!

黒いトレーの上に置いておくと発根までが早かったので、こちらも試してみてください。


カット苗の育て方

多肉植物の韓国苗
韓国苗

今回は、韓国苗仕立て直し苗の2パターンのカット苗の育て方についてご紹介します。


韓国苗

韓国から輸入された韓国苗は、検疫の関係で根を全て取り除かれています。

そのため、発根管理をして根付いた状態で販売されている苗以外の韓国苗は、ほぼカット苗で売られています。

韓国苗を買ってきてまずやることは、発根させる!です。

上記で説明した方法で、かなりの高確率で根っこがでてきます。

こちらで韓国苗についてさらに詳しくご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください!


仕立て直し苗

徒長したりして、仕立て直す苗のカット後も、韓国苗と同じくまずは発根させましょう!

「菌の感染を防ぐために切ってすぐに土に植えないで、切り口を2~3日乾かしてから土に植えましょう」

と説明されているのをよく見ますが、切ってすぐに土に植えてしまっても、全然大丈夫です!

ですが、土に植えてから2~3日は水やりはしない方が安心です。

切り口が乾いていない状態で蒸れてしまったら、苗が傷みやすいためです。


カット苗を枯れさせないために

少し発根した多肉植物の韓国苗のカット苗。
発根した韓国苗「マドンナ」のカット苗

大事な多肉植物のカット苗を枯らさないための管理方法をご紹介します。


置き場所

カット苗の置き場所は、直射日光が当たらない明るい場所に置きましょう。

根が出ていないうちから直射日光に当てると苗が傷みやすいので、直射日光は避けましょう

ですが、暗い場所に置いてしまうと徒長してしまうので、明るい場所を選んでください。

そして、根付いていないと強風で苗が飛んでいってしまうこともあるので、強い風が当たらない場所に置いてください。


水やり

多肉植物は根っこからしか水を吸えないので、根が出ないうちの水やりは基本的に必要ありません

ですが、土の表面をサッと濡らしておくと根が出やすいので、土の上に置いて管理している場合は、ほんの少しだけの水やりは効果的です。

あまり大量に水をあげてしまうと、土が乾かずにカビが発生してしまうこともあるので少量を心がけてください。


まとめ

多肉植物のカット苗は、そのまま土の上に置いておくとほとんどの苗は発根します。

ですが、中には発根するまで数ヶ月かかる苗もあります。

苗が枯れないうちは根が出てくる可能性はあるので、諦めないでいろいろな方法を試してみてくださいね!


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