多肉植物を育てていると、大事にお世話をしていても病気になったりジュレて枯れてしまうことがありますよね・・・。
大切に育てている多肉が枯れてしまったら本当に悲しいです・・・。
でも大丈夫です!!
多肉が枯れる原因となる一部の病気や菌は殺菌剤で予防することができるんです!!
今回は、様々な病気や菌を予防・治療してくれる多肉植物におすすめの殺菌剤をご紹介します!
大切な多肉植物をとても簡単に守ることができるので、ぜひ参考にされてみてください!
多肉植物におすすめの殺菌剤
ホームセンターでも売っていて手に入りやすい殺菌剤をご紹介します。
STダコニール1000
ダコニールは、治療効果はなく予防効果がある殺菌剤です。
多肉植物によく発生しやすい、
- うどんこ病
- 黒星病
- 斑点病
- 黒点病
- 灰色カビ病
といった病気の原因となる、カビ菌に効果があります。
耐光性・耐雨性に優れており、各種病原菌に対して抵抗性がつきにくい効果を持つ保護殺菌剤です。
トップジンMゾル
トップジンは、予防効果と治療効果の両方を兼ね備えた殺菌剤です。
なので、すでに病気にかかってしまった苗に散布すると治療してくれます。
ですが、病気の症状が進行してしまっていると治らないので、なるべく病気にかかった初期段階で散布する必要があります。
トップジンもダコニールと同じで、病気の原因となるカビ菌に効果があります。
植物に対する薬害も少ない殺菌剤です。
ベニカXネクストスプレー
ベニカはトップジンと同じく、予防効果と治療効果の両方を兼ね備えた殺菌剤です。
それに加えて更に害虫にまで効果があります!
多肉植物によく付く、カイガラムシやハダニなどの害虫を退治してくれます。
上記の2種と同様、病気の原因となるカビ菌に効果があります。
育てている多肉植物が少ない方は、このベニカXネクストスプレーを1本持っていると十分だと思います!
殺菌剤の使い方
今回は、ダコニールとトップジンの2種類を混ぜて使う方法を詳しくご紹介します!
用意するもの
- ダコニール
- トップジン
- ダイン(展着剤)
- 水
- 霧吹き
※薬剤が長く残りやすいようにダイン(展着剤)を使用しましたが、無くても大丈夫です。
作り方
今回は水1Lで作ります。
①水1Lに展着剤のダインを2~3滴入れてよく混ぜる。
②ダコニールとトップジンをそれぞれ1ml入れてよく混ぜる。
ダコニールとトップジンは1000倍希釈なので水1Lに対して、1ml。
付属のキャップにメモリがついているので、1mlのラインまで薬剤を入れます。
③霧吹きに入れ替えて、多肉に散布する。
使用時の注意点
殺菌剤を安全に散布する際は、
- マスク
- 手袋
- ゴーグル
を必ず着用してください。
かぶれやすい体質の方は、皮膚に付かないよう特にご注意ください。
・殺菌剤散布後は、着用していた衣服を交換し、他の衣類とは分けて洗濯する。
・風がない日に散布する。
隣近所で洗濯物を干している場合は、薬液が付着してしまう可能性があるので、使用しないでください。
・1回の散布で使い切れる量の薬液を作る。
保存がきかないので、必ず1回で使い切りましょう。
・多肉植物に薬剤の跡が白く残ってしまう。
どうしても白く跡が残ってしまいますが、数か月経てば雨や水やりで流されて跡は消えるので大丈夫です。
使用する時期
殺菌剤を使う時期は、梅雨の時期と天気予報をチェックして、しばらく雨の日が続きそうな予報なら散布しましょう。
雨で薬剤が流れてしまわないように、雨予報の2~3日前の気温が高くない早朝もしくは夕方、翌日が気温が高くない曇りの天気だとなお良いです!
気温が高い日中の散布は避けてください!
使用頻度
薬効が1週間~10日間なので、できれば10日間隔で散布しなおすと安心です。
まとめ
殺菌剤を効果的に使うことで、大切な多肉植物を病気や菌から守ることができます。
特に雨の日が続いたり、多肉植物が苦手な高温多湿になる梅雨の時期は殺菌剤が多肉を守ってくれます。
私も、殺菌剤を使用するようになってから、大切な多肉植物がジュレて枯れてしまうことが少なくなったように感じています!
ですが、殺菌剤を使ったから絶対に病気にならない!という訳ではないので、お守りと考えて使用してください(*^^*)
もし病気にかかってしまっても、早めに対処することで多肉植物を救うことができるので、日頃から多肉植物をよく観察して大事な多肉植物を病気から守りましょうね!!
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