ルートンとメネデールの違いは?多肉植物にはどっちがいい?併用や使い方も解説

ルートンとメネデールの違いは?多肉植物にはどっちがいい?併用や使い方も解説 多肉植物

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「ルートンとメネデールの違いって何?」

「多肉植物の発根管理に使うなら、どっちがおすすめ?」

どちらも植物の発根を助ける園芸用品ですが、成分や効果、使い方が違うため、どちらを選べばいいのか迷いますよね。

ルートンとメネデールの大きな違いは、発根を促す仕組みと使用目的です。 ルートンは挿し木の発根促進、メネデールは植え替え後の活力補給や発根管理に向いています。ただし、ルートンは農薬のため、使用できる植物に注意が必要です。

この記事では、多肉植物を10年育ててきた私が、ルートンとメネデールの違いや多肉植物への使い方、アガベの発根管理、併用するときの注意点まで詳しくご紹介します!

多肉植物の植え替えや発根管理に1つ選ぶなら、私はメネデールをおすすめします。

100倍に薄めて使うため、100mlでも約10L分。まずは少量から取り入れやすいですよ。

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ルートンとメネデールの違いは?多肉植物にはどっちがいい?

ルートンとメネデールの違い

ルートンとメネデールの違いは、成分と働き、使うタイミングです。ルートンは挿し木の発根を促す植物成長調整剤、メネデールは発根や根の生育をサポートする植物活力素。それぞれの特徴を理解して、多肉植物の状態や目的に合わせて選びましょう。

挿し木・挿し芽で発根を促したいならルートン

挿し木や挿し芽の発根を促進したい場合は、ルートンが選択肢になります。

ルートンは、植物ホルモンのような働きをする「1-ナフチルアセトアミド」を0.40%含む植物成長調整剤です。

挿し穂の切り口に粉末を薄く付着させることで、新しい根の発生を促し、植え付け後の活着を助けます。

ただし、ルートンは農薬として登録されており、使用できるのは登録された植物と用途に限られます。

現在の登録対象は、きく・ゼラニウムなどの花き、庭園樹、林木の挿し木・挿し苗です。

多肉植物の胴切りや葉挿し、アガベの発根管理にも無条件で使えるわけではないので、使用前には必ず適用植物を確認してくださいね!

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植え替え後の根の回復を助けたいならメネデール

多肉植物の植え替え後や、根が傷んだ株の生育をサポートしたい場合は、メネデールがおすすめです。

メネデールは、植物が吸収しやすい「二価鉄イオン」を含む植物活力素。肥料や農薬とは異なり、発根や根の働きをサポートする目的で使用します。

特に、植え替えで根を整理した株や、根が少ない状態でお迎えした多肉植物の管理に取り入れやすいのが特徴です。

メーカーでは、植え替えや挿し木のほか、弱った植物への使用も案内されています。

ただし、メネデールを与えれば傷んだ根が必ず回復するわけではありません。

私としては、活力剤だけに頼らず、水はけの良い土や温度管理と組み合わせて使うことが大切だと思います!

成分・効果・使い方の違いを比較

ルートンとメネデールの違いを比較すると、発根を促す目的は共通していますが、成分や使用方法には大きな違いがあります。

比較項目ルートンメネデール
分類植物成長調整剤(農薬)植物活力素
主な成分1-ナフチルアセトアミド0.40%二価鉄イオン
主な働き挿し木の発根促進発根・生育のサポート
形状粉末液体
使用方法切り口などに薄く塗布水で希釈して使用
使用タイミング挿し木・挿し苗の処理時挿し木・植え替え・日常管理
使用対象登録された植物・用途のみ幅広い植物
肥料成分肥料ではない肥料ではない

ルートンは植物ホルモン作用によって発根を促すのに対し、メネデールは鉄分の補給などを通して植物の生育をサポートします。

どちらも発根に関係する商品ですが、同じように使えるわけではありません。

多肉植物の普段の管理や植え替え後にはメネデール、適用が確認できる植物の挿し木にはルートンというように、使い分けると分かりやすいですよ。

多肉植物へのルートンとメネデールの使い方

多肉植物へのルートンとメネデールの使い方

多肉植物にルートンとメネデールを使うときは、それぞれの使用方法と植物の状態に注意しましょう。特に、ルートンは適用植物の確認、メネデールは希釈倍率と水やりのタイミングが重要です。アガベの発根管理についても解説します。

ルートンは切り口につける量と適用植物に注意

ルートンは、適用が認められた植物の挿し木・挿し芽に使用し、切り口付近に薄く付着させるのが基本です。

メーカーが案内している使用方法は、次の2種類です。

  • 挿し穂の基部を3cmほど水に浸し、粉末を薄くまぶす
  • 少量の水でペースト状に練り、切り口に塗って日陰で乾燥させる

いずれも、粉末を厚くつけすぎないことがポイントです。

ただし、多肉植物にはエケベリアやセダム、アガベなど、さまざまな種類があります。

ルートンの登録情報には「花き」の記載がありますが、多肉植物やアガベへの適用が個別に明示されているわけではありません。

自己判断で使用せず、対象植物が登録範囲に含まれるか不明な場合は、メーカーなどに確認しましょう。

メネデールは希釈倍率と水やりのタイミングに注意

メネデールは、基本的に水で100倍に薄めて使用します。

メーカーが案内している通常の希釈倍率は50〜200倍で、標準は100倍です。

100倍液を作る場合の目安は、次のとおりです。

水の量メネデールの原液
500mL約5mL
1L約10mL
2L約20mL

メーカーでは、植え替え後に100倍液で水やりをし、その後も週1回程度、3〜4回与える方法を紹介しています。

ただし、多肉植物は一般的な草花より水やりを控える必要があるため、同じ頻度で与える必要はありません。

特に、根を大きく切った直後や休眠中は、過湿による根腐れに注意が必要です。

メネデールを使う場合も、土の乾き具合や根の状態を確認し、通常の水やりのタイミングに合わせて与えると安心ですよ!

使う鉢の数によって、メネデールの必要量は変わります。少量から試したい方も、複数の多肉植物に使いたい方も、容量を比較して選んでみてくださいね。

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アガベの発根管理ではどう使い分ける?

アガベの発根管理では、まずメネデールの使用を検討するのがおすすめです。

アガベは、根がない状態で販売されるベアルート株や、古い根を整理した株を発根管理することがあります。

メネデールは、発根や植え付け後の生育をサポートする目的で使えるため、根の状態に合わせて取り入れやすいのがメリットです。

一方、ルートンは登録された植物の挿し木・挿し苗に使用する農薬で、アガベのベアルート株への使用が認められていることは確認できません。

そのため、アガベの発根管理にルートンを積極的におすすめすることはできません。

また、アガベは切り口が十分に乾いていない状態で水分を与えると、腐敗するおそれがあります。

発根を急ぐよりも、傷口の乾燥、適切な温度、風通しを優先して管理しましょう!

ルートンとメネデールは併用できる?

ルートンとメネデールは併用できる?

ルートンとメネデールは役割が異なりますが、同じ液に混ぜて使用することは避けてください。メネデールのメーカーは農薬との混用を推奨していません。両方を使う場合も、ルートンの適用対象であることを確認し、使用時期を分ける必要があります。

併用する場合の順番とタイミング

ルートンとメネデールを併用する場合は、使用する植物がルートンの登録対象であることを最初に確認しましょう。

両方を使うことが適切な植物であれば、役割に応じて使用時期を分ける方法が考えられます。

例えば、次のような流れです。

  1. 挿し木をする際、登録された方法でルートンを使用する
  2. 挿し穂を植え付け、発根に適した環境で管理する
  3. その後、水やりが必要なタイミングでメネデールの希釈液を使用する

ルートンは挿し木時の処理、メネデールはその後の生育サポートという考え方です。

ただし、この順番で使用すれば効果が高まるとメーカーが保証しているわけではありません。

また、ルートンをメネデールの希釈液に溶かすなど、2種類を直接混ぜて使うことは避けてください。

同時に使う必要はある?単独使用との違い

ルートンとメネデールは、必ずしも併用する必要はありません。

そもそも発根促進剤や活力剤は、植物の発根を補助するためのものです。使用しなければ根が出ないというわけではありません。

ルートンは、適用が認められた植物の挿し木で発根を促進したい場合に使う商品。

一方、メネデールは発根管理だけでなく、植え替えや普段の生育サポートにも使用できます。

なお、2種類を併用した場合と単独で使用した場合の効果の違いについて、多肉植物を対象とした十分な比較データは確認できません。

多肉植物を育てていると、少しでも早く発根してほしくて、いろいろ試したくなりますよね。

ですが、まずは植物に合った管理を優先し、必要に応じて1種類から取り入れるのが良いと思います!

多肉植物に使うときの注意点

多肉植物に使うときの注意点

ルートンとメネデールを多肉植物に使う際は、使用量や使用方法だけでなく、根腐れにも注意が必要です。特に、ルートンのつけすぎや登録外の使い方、メネデール使用時の過湿には気をつけましょう。発根しない場合は、栽培環境も見直してください。

ルートンをつけすぎるとどうなる?

ルートンは、たくさんつければ発根しやすくなるというものではありません。

植物ホルモンに作用する薬剤のため、適切な量と使用方法を守ることが重要です。

メーカーでも、粉末をまぶす場合やペースト状にして塗る場合には、多量につけすぎないよう注意しています。

厚く塗ったからといって発根効果が高まるわけではなく、使用量を誤ると期待した効果が得られなかったり、植物の生育に悪影響を与えたりするおそれもあります。

また、ルートンには殺菌剤としての登録はないため、切り口の腐敗を防ぐ目的で使うものでもありません。

使用する際は適用植物と方法を確認し、薄く付着させることを意識してくださいね。

ルートンを水に溶かして使ってもいい?

ルートンは、水で薄めて水やりや浸け置きに使う薬剤ではありません。

メーカーが認めているのは、粉末をそのまままぶす方法と、少量の水でペースト状に練って塗る方法です。

例えば、粉末を水に混ぜて発根管理用の水溶液を作り、株元を長時間浸けるような使用方法は登録されていません。

同じ発根促進剤でも、液体タイプの薬剤とは使用方法が違うので注意しましょう。

特に、アガベや塊根植物の発根管理では、水に溶かして使う方法をSNSなどで見かけることもありますが、ルートンの登録された使用方法とは区別する必要があります。

発根促進剤は商品によって使用方法が異なるため、必ずラベルを確認しましょう!

メネデールを霧吹きで使ってもいい?

メネデールは、100倍程度に薄めて霧吹きで使用することもできます。

メーカーでも、弱った草花へのスプレーや、観葉植物への葉面散布を案内しています。

ただし、メネデールは葉からも吸収されるものの、根からの吸収量と比べると少ないため、基本的には根元への水やりと組み合わせる方法が推奨されています。

多肉植物の場合は、葉の付け根やロゼットの中心に水分がたまらないよう注意しましょう。

特に、風通しの悪い室内や気温が低い時期は、水分が乾きにくくなります。

霧吹きを使う場合は、日差しの強い時間帯を避け、葉に水分が残り続けない環境で使用すると安心です。

発根しないときは温度・湿度・切り口の状態も確認

ルートンやメネデールを使っても発根しない場合は、栽培環境を見直してみましょう。

多肉植物の発根には、適切な温度や水分、切り口の状態が大きく関係しています。

特に確認したいポイントは、次の4つです。

  • 温度:植物の生育に適した温度を保てているか
  • 湿度:乾燥しすぎたり、過湿になったりしていないか
  • 切り口:腐敗や傷みがなく、適切に乾燥しているか
  • 置き場所:直射日光が強すぎず、風通しを確保できているか

エケベリアやアガベなどの多肉植物は、品種や季節によって発根しやすい条件が異なります。

また、切り口が黒く変色していたり、柔らかくなっていたりする場合は、腐敗している可能性もあるため注意が必要です。

多肉植物を10年育ててきた私としては、発根促進剤に頼るよりも、まずは植物が発根しやすい環境を整えてあげることが大切だと感じています。

なかなか根が出ないと焦ってしまいますが、苗の状態を確認しながら、気長に管理してあげましょうね!

発根管理では、活力剤だけでなく、土の水はけも大切です。

今使っている土がなかなか乾かない場合は、プロトリーフの「サボテン・多肉植物の土」など、多肉植物向けの用土も選択肢に入れてみてくださいね。

\ 今の土、水はけは大丈夫? /

まとめ

ルートンとメネデールの違いは、成分や発根を促す仕組み、使用目的です。

それぞれの特徴をまとめると、次のようになります。

  • ルートン:登録された植物の挿し木・挿し芽の発根促進に使用する
  • メネデール:植え替え後の活力補給や発根管理、生育のサポートに使用する
  • ルートンは粉末タイプ、メネデールは希釈して使う液体タイプ
  • ルートンは農薬のため、適用植物と使用方法を必ず確認する
  • 2種類を直接混ぜて使うことは避ける

多肉植物の植え替え後やアガベの発根管理には、幅広い植物に使えるメネデールが取り入れやすいでしょう。

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一方、ルートンは使用対象が限られるため、多肉植物なら何にでも使える発根促進剤ではありません。

また、どちらを使う場合も、温度や水分、風通しなどの基本的な栽培環境を整えることが大切です。

苗の状態や目的に合った用品を上手に取り入れて、元気な根を育ててあげましょうね!

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